なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2018年1月23日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区水道橋

中華そば 勝本@水道橋

2015年3月オープンだからまもなく2年になる。
オープン当初、「つじ田」にいろいろ似ており、「つじ田」別ブランド説(銀座いし井、みたいな)や「誰かのプロデュース説」などが流れた。それもこれも「店主の顔」が見えなかった(知らなかった)からであろう。

その年の「千葉忘年会」で紹介され、「あっ、ちゃんと店主(味を作っている人)がいたんだ」というのが率直な気持ちだった。しかもこの店主、ただものではなく、京都の大きなホテルで総料理長をやっていたらしい。つまり「料理はお手のもの」だったわけだ。しかし、ラーメンには詳しくなくオープンしてから何度か変わっているようだ。

開店当初に一回しか食べてなかったので久しぶりに行ってみた。
まずは中華そば。うほぉ〜春木屋を思い起こさせるスープは実に私の好み。
そして最近人気が高いという「塩そば」750円も食べてみた。
アサリなども効かせたちょっと濁りがある清湯。
これが実に素晴らしい。塩味でTRYにランクインしてもおかしくないくらいのデキ。

すごくうまい!という意外に驚いたことがたくさん。
割り箸を逆さにして割り箸入れにおさめ、口に入れる部分を紙で包んで清潔にしている。通常のラーメン店の入れ方だと埃がたまってきたなくなりそうだから、と。ラーメン店出身ではなく、料理店出身だからこその発想。

チャーシューは肩ロースとバラ、この2種類は中華そばに。そして塩そばにはヒレを。このヒレチャーシューがメチャ旨い。

中華そばには醤油味、塩そばには塩味の味玉がのってくる。
さらに特製卵かけご飯の玉子は別ブランドで卵かけご飯に合う卵を仕入れているらしい。(この日は売り切れで食べられなかった)

驚きの変化と進化である。

お店データ

中華そば 勝本

東京都千代田区三崎町2-15-5 三崎町SSビル1F(水道橋)

煮干しベースの中華そば、魚介豚骨系の中華そばなど。つけめんはぷりぷりの太麺にすだちがのる。麺は浅草開化楼。

大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。