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「【大晦日限定】京鴨の醤油つけ麺」@麺や 虎徹の写真過去と未来をつなぐ一杯

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

本当は新年1発目は,お正月に因んで,七福神店名の一杯をレポしようとしていたのだが,昨日のレビューの後いただいたこの一杯の方がハマると思い,こちらを先にレポする。

12月27日で5周年を迎えたこちら。
5周年限定狙いで行ったのだが売り切れ……。
その時に大晦日にも限定を出すと聞いていたので,開店前に来てみた。
ツイッター告知もなかったし,このくらいでいいかな?と思う時間に行ったのだが,すでにすごい並びができている。
お知り合いもいっぱい。
間もなくNさんが,注文取りに来て,初めてこの日のメニューを知る。
価格は1000円。
朝書いてきた380円メニューレビューで,1000円の壁について書いたばかりだが,記念限定なら1000円は普通になってきている。
ほぼ時間通りに開店。
カウンターは埋まっていたので,麺友さんご夫婦と同席させていただくことにした。
話が弾むうちに提供されたのは,大きく切られたねぎが浮かんだつけ汁,鴨ロースが飾られた麺,そして,細かくほぐした鯛が混ぜ込まれた鯛飯のコース。

麺は自家製の細ストレート。
少量口に含み,噛みしめてまず唸った。
滑らかな麺肌に適度な腰,小麦の味わい,そしてふわっと蕎麦が香る。
なんて美味しい麺だろう。
「常陸秋そば粉」を練り込んだ,年越しそば仕様とのことだが,ここの絶品麺の旨味をスポイルすることなく,蕎麦のいい香りをしっかりと感じさせる絶妙なチューニング。
これほどそば粉の良さを生かした中華麺を私は知らない。
塩があれば,このまま全て食べきってしまいたい衝動に駆られる。
ちょっと調べて見ると,国産小麦粉は25㎏で約7000円。
1kg当たりに換算すると280円なのに対し,常陸秋そば粉は約1300円と,4倍以上。
これが外麦との比較だとさらに差が出る。
蕎麦屋が高いのは当然なのだが,この麺も原価はかかっているはず。
つけ汁に浸けて麺をすすってみる。
鴨と上質なカエシの旨味がガツンとくる。
鴨出汁にねぎなので蕎麦屋の鴨南蛮的な味わいなのだが,そばつゆに比べて甘みが少ないだけでなく鴨の旨味が半端なく効いている。
カエシ自体にも鴨を使用しているとのことだが,スープ自体にも良質の鴨をかなりぶっ込んでいるのだろう。
鴨感騒動が可笑しくなるくらいだ。
ラーメン屋さんが作る,年越し鴨南蛮そば超進化版。
うーん,これはすごい。
具は,麺上に,揚げ牛蒡,三つ葉,鴨ロース,酢橘。
つけ汁中に,ねぎ,そして鴨がゴロゴロ。
揚げ牛蒡が実にいい味を出している。
三つ葉との和風コンビはこのメニューにぴったりだ。
鴨ロースは分厚く肉々しい野趣溢れた味わい。
上質な鴨を食べてるという気になる。
つけ汁中の鴨は火がよく通っていて,こっちもメチャウマ。
1人前に使用する鴨の量はかなりのものじゃなかろうか。
その上,驚いたのが鯛飯の美味さ。
どうやって作ったのだろう。
細かくほぐされた鯛の身が,ご飯一粒一粒まで行き渡っている。
ご飯の食感はやや硬め,そして噛むと香り高く粘りがある。
餅米を使っていると想像,もしかして,炊いてるのではなく蒸している?
白胡麻も大量に入っていて,これもご飯一粒一粒まで行き渡っている。
これまでラーメン屋さんでいただいたことのある鯛飯では最も好み。
いや,ご店主,すごいなぁ。
麺量は225gとのことだが,鯛飯が付くので十分な満足感がある。
スープ割をお願いすると,ねぎが追加され,熱々になってカムバック。
もしかして刻みチャーシューも増えてる?
鴨出汁の美味さを最後まで堪能した。

昨日のレビューは,庶民の食「ラーメン」の価値について語ったものだったが,これが「今」そして「未来」の「ラーメン」の一つの姿なのだろう。
もはや,一部の「ラーメン」は,気軽に食べる「お手頃なファストフード」ではないのを実感する。
このメニューは1000円だが,1500円以上してもおかしくない。
厳選した材料を使い,細心の注意を払い,全身全霊をつぎ込んだ食……これも,「ラーメン」の一つの形になっていくのだろう。
このメニューに限っては,「年越し」,「そば」,「和」など,そんな伝統的な要素も取り入れている。
そういう意味では,「過去と未来をつなぐ一杯」と言ってもいいのではないだろうか。
2019年,ラーメン界はどのように進展していくのか,ラーメンの価値がどのように評価されていくのか,しっかりと見届けたいと思う。

投稿(更新) | コメント (18) | このお店へのレビュー: 26件

コメント

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

京鴨って他の鴨とは一線を画した高級鴨ですよね。
いつもこちらの限定はこのお値段でなぜ提供できるの?って感じですよね。

glucose(がちまやー) | 2019年1月1日 11:21

明けましておめでとうございます。
食べたかったなー。羨ましいです。
1000円でも価格以上の満足感を与えてくれるのは嬉しいです。
今年もよろしくお願いします。

M | 2019年1月1日 12:27

明けましておめでとうございます🎍

最高の締めになりましたね。
確かに1000円は破格でしょう。
今年は狙ってみようかな~
今年もよろしくお願いします🙇

としくん(献杯) | 2019年1月1日 13:16

明けましておめでとうございます🌅
最近は高級食材よりも調理法が気になりがちです😊
ここもまた行きたいですね。
今年も宜しくお願いします🙏

銀あんどプー | 2019年1月1日 13:40

あけおめです🌄
大晦日にいただく一杯ですから¥1000-はノープロブレム🎵
ラーメンにも流行りの流れが有りますが、さて今年は
何が出てくるのか🌠
今年も楽しみにしてますよΨ( ̄∇ ̄)Ψ
宜しくですm(__)m

ラーするガッチャマン | 2019年1月1日 14:58

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します^ ^
凄そうな一杯を元旦に持って来ましたね。
あれが無かったら今のこれは無かったろうなと考えさせられる一杯ってありますね。
そんな力強い一杯なのでしょう。
良い一年にまりますように^ ^

あらチャン | 2019年1月1日 15:06

明けましておめでとうございます。19年もよろしくお願いいたします。年の変わり目に良い一杯ですね。具材含めてクオリティが高そうですね。

Я∀GЁ | 2019年1月1日 15:14

明けましておめでとうございます。
こちらが〆ラーメンとは素晴らしい!最後のラーメンの未来に関するお話も興味深く読ませてもらいました^^今年もよろしくお願いします☆

poti | 2019年1月1日 17:40

あけましておめでとうございます。
過去と未来をつなぐ...言い得て妙に思います。
らーめんは自由度が高い創作にもなる時代かと。
今年もよろしくお願いします。

おゆ (休み休み) | 2019年1月1日 17:45

今年も宜しくお願いします。

やはり、告知はなかったですが、大晦日には限定でしたか。
朝早く起き過ぎて(3時頃)ペースが乱れました。
逃した一杯は大きいです。><

ももも | 2019年1月1日 19:39

RAMENOIDさん、明けましておめでとうございます。
なるほど、これが仰っていた過去と未来をつなぐ一杯なのですね。
色々賛否は分かれますよね。
安くて美味い国民食、進化した高級食材を使った一杯。
自分はどちらも美味しいラーメンとして頂きます。
奥が深いですね、食べ歩く様になり本当にそう思う様になりました。
今年も宜しくお願いしますm(_ _)m

がく | 2019年1月2日 02:31

告知がなくても、多くの人が訪れていたのですね!
あ〜食べてたかったです!
逃した一杯は大きいです!!!

tomokazu | 2019年1月2日 05:25

明けましておめでとうございます☆

蕎麦粉を練りこんだ麺なんですね。
さすが虎徹さんですねー!
私はインフルエンザにかかってしまい未だに帰京出来てません。
体力食欲共に減退してるので明けの麺活はいつになるのが…。

本年も宜しくお願い致します。

ノブ | 2019年1月2日 06:29

明けましておめでとうございます。
此方で〆ラーとは裏山です~
今年もよろしくお願いします。

kamepi- | 2019年1月2日 09:15

明けましておめでとうございます。
これは凄い一杯でした。
確かに1500円でも不思議がないです。
今年も宜しくお願いします。

ピップ | 2019年1月2日 11:24

力作なレビューが続きますね.ちょっとした小論文的な読み応えがあります.
肝心のラーメンが素晴らしかったからなのでしょうね.
今年もよろしくお願いします.

Paul | 2019年1月2日 15:00

勉強になり、かつ楽しいひと時を過ごす事が出来ました!
お礼申し上げます😆

取り置きレビューは置いておき、このメニューからレポ復帰しようかと思っております。
被せてしまいますがご容赦ください。
本年も宜しくお願い致します。

角海屋 | 2019年1月2日 23:23

こんばんはぁ~♪
↑の方からお話はお聞きしました。
絶品だったようですね。
今年の大みそかはここかな。。。

mocopapa | 2019年1月5日 22:34